【2026年10月版】電話代行サービス4社+AI電話を比較|料金・評判の見方
代表電話の代行サービス4社とAI電話を、公式料金・対応時間・受付範囲で比較。評判や口コミの見極め方、試用で確認したい聞き取り・引き継ぎ・報告品質、月額総額の比べ方を解説します。
この記事の要点
- 月額料金だけでなく、基本コール数・超過料金・対応時間・オプションを同条件で比較する
- 曖昧な用件への柔軟な応対は有人、定型案内・一次受付・システム連携はAIと相性がよい
- 受電件数と繁忙時間帯を把握してから、同じ想定件数で見積もりを取る
- 評判は利用条件と投稿日を確かめ、試用では聞き取り・引き継ぎ・報告まで確認する
- サービス仕様と料金は変わるため、契約前に公式情報と見積書で確認する
電話代行を比較するとき、最安の月額料金だけを見ると判断を誤りやすくなります。基本料金に含まれるコール数、超過単価、受付時間、有人かAIか、担当者への引き継ぎ方法がサービスごとに異なるためです。
この記事では、代表電話の取り次ぎや伝言受付を検討する企業に向けて、公式情報をもとに4つの有人電話代行とAI電話のBellを整理します。料金の比較に加え、評判・口コミを読むときと、試用するときの確認項目も紹介します。
本記事はBellの提供者が作成しています。各社を実際に利用して採点したランキングではなく、公開条件と業務の適合性を比べるためのガイドです。
掲載した料金・コール数・受付時間は、2026年10月7日にリンク先の各社公式ページで確認しました。以下の金額は税別の月額料金例で、初期費用・通話料・追加オプションを含む総額ではありません。契約前には最新条件、休業日、キャンペーン、契約可否を各社へ確認してください。
電話代行サービス比較表
| サービス | 公開されている料金例 | 基本範囲の例 | 主な受付方式 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| 電話代行サービス株式会社 | 月額7,000円 | 秘書代行:平日9:00〜18:00・15コールまで | 有人 | 少件数から始めたい、業種別・夜間休日のプランも比較したい |
| fondesk | 月額12,000円 | 平日9:00〜19:00・40件まで、41件目以降300円/件 | 有人 | 平日日中の一次受付と通知を任せたい |
| e秘書 | 月額11,000円 | スタンダード:月〜金9:00〜18:00・80コール | 有人 | 対応時間や、用件聴取・Q&Aの必要性に応じてコースを選びたい |
| CUBE電話代行サービス | 月額10,000円 | シンプル:平日9:00〜18:00・50コール | 有人 | 少人数の事業者で、伝言・取次・一次対応を任せたい |
| Bell AI Call | 要問い合わせ | 業務と連携範囲に応じて設計 | AI | 定型案内、用件の構造化、時間外受付、システム連携を自動化したい |
この表は、単純な優劣を示すものではありません。有人サービスとAI電話では得意な業務が異なります。また、同じ会社でもプランによって対応時間や基本コール数が変わります。
比較するときにそろえる7つの条件
1. 基本料金に含まれるコール数
基本料金に含まれる件数は、上表の例では15件、40件、50件、80件と異なります。
自社の月間受電数が100件なら、基本料金だけでなく超過分を含めて試算します。営業電話や間違い電話が課金対象になるかも確認してください。
2. 超過料金と通話関連費用
月間件数を超えたときの1コール単価に加えて、担当者への転送通話料、電話番号の貸与、録音、SMS通知などが別料金になる場合があります。
比較時は次の式で月額総額を見積もります。
月額総額 =
基本料金
+ 超過コール料金
+ 転送・通話料金
+ 必要なオプション
通常月だけでなく、繁忙月の件数でも計算すると予算超過を防ぎやすくなります。
3. 対応する曜日と時間帯
平日日中だけでよいのか、土日祝、夜間、24時間まで必要なのかで料金は大きく変わります。
「営業時間外の着信が何件あるか」を把握せずに24時間プランを選ぶと過剰投資になり、逆に日中プランだけでは重要な着信を逃すことがあります。
4. どこまで回答してよいか
電話代行には、主に次の段階があります。
- 社名と氏名を聞いて伝言する
- 用件を分類して担当者へ通知する
- 登録したQ&Aに沿って回答する
- 担当者へ取り次ぐ
- 予約や受付情報をシステムへ登録する
- 条件に基づいて処理を完了する
比較する際は、「電話に出る」だけなのか、「用件を完了する」ところまで求めるのかを明確にします。
5. 報告・連携方法
メールだけでよい企業もあれば、Slack、Microsoft Teams、LINE WORKS、CRM、予約管理システムなどへの連携が必要な企業もあります。
連携先の名称だけでなく、次も確認します。
- リアルタイム通知か
- 通話内容が要約されるか
- 担当部署へ自動で振り分けられるか
- APIやWebhookを利用できるか
- 障害時に履歴を確認できるか
6. 緊急時と例外処理
通常の問い合わせより、例外をどう扱うかが運用品質を左右します。
- クレーム
- 事故や急病
- 個人情報を含む問い合わせ
- 返金・補償判断
- 本人確認が必要な変更
- 担当者不在時の緊急連絡
「対応できない場合は折り返し」だけでなく、誰へ、何分以内に、どの手段で通知するかまで決めます。
7. セキュリティとデータ管理
確認したい項目は、録音の有無、保存期間、閲覧権限、委託先、個人情報の取り扱い、データ削除方法、障害時の連絡体制です。
医療、士業、不動産、宿泊など、機微な情報を扱う業種では、一般的な説明だけでなく自社の運用を前提に確認します。
電話代行の評判・口コミを見極めるには
「丁寧だった」「対応が遅かった」という感想だけでは、自社の代表電話に合うかを判断しきれません。同じサービスでも、利用プラン、用件の複雑さ、繁忙時間帯、依頼した対応範囲によって評価の前提が変わります。
| 確認すること | 口コミ・導入事例で見る点 | 試用・デモで確かめる点 |
|---|---|---|
| 利用条件と情報の新しさ | 投稿日、利用時期、プラン、件数、業種が分かるか | 現在の契約条件で同じ対応を依頼できるか |
| 聞き取りの正確さ | 氏名・電話番号・用件の聞き違いを具体的に説明しているか | 読みにくい社名、言い直し、複数の用件を正しく記録できるか |
| 引き継ぎ | 不在・緊急・回答範囲外の電話をどう扱ったか | 転送先が出ないときに、次の連絡先や折り返しへ進めるか |
| 報告品質 | 通知の速さに加え、必要事項の抜けがないか | 誰から、何の件で、何を急いでいるかが担当者に伝わるか |
| 改善とサポート | 問題発生後の修正内容や連絡経路が分かるか | 応対ルールの変更方法、費用、反映までの流れが明確か |
公式の導入事例、口コミサイト、比較記事では情報の集め方が異なります。投稿者の利用経験、広告・紹介関係の表示、評価の根拠を確認し、古い料金や別プランの感想を現在の条件にそのまま当てはめないようにします。公開情報で確かめられない評価は、提供会社への質問に置き換えてください。
候補が絞れたら、各社が認める試用・デモの範囲で、同じ想定電話を試します。たとえば「担当者を指名したが不在」「途中で連絡先を訂正」「登録外の質問」の会話です。声の印象だけでなく、通話後に届く報告と、社内で必要になる追加確認まで比べると判断しやすくなります。
4社の特徴を簡潔に整理
電話代行サービス株式会社
公式料金ページでは、秘書代行の平日9:00〜18:00・月15コールまでが月額7,000円です。超過料金は1コール280円からで、いずれも税別です。夜間休日、コールセンター代行、不動産・士業などの業種別プランも用意されています。
少件数の代表電話受付から夜間対応まで選択肢を広く見たい企業に向いています。検討時には、必要な時間帯と想定件数を伝えて正式見積もりを取る必要があります。
fondesk
公式料金ページでは、月額12,000円で40件までが基本料金に含まれ、41件目以降は1件300円です。いずれも税別です。公式ヘルプの受付時間は平日9:00〜19:00で、土日祝日・夜間は有人受付の対象外です。
料金構造がシンプルで、まず有人受付を導入したい企業が比較しやすいサービスです。受付可能な内容と、自社に必要な時間帯・報告方法が一致するかを確認します。
e秘書
e秘書の公式料金表では、スタンダードコースの月〜金9:00〜18:00・月80コールが月額11,000円、超過は1コール200円です。いずれも税別です。スタンダードは用件聴取が不要な一次対応が中心で、用件聴取や登録したQ&Aへの対応が必要ならメッセージコースなどを比較します。時間延長、土日祝、夜間、24時間の選択肢もあります。
受電件数や対応時間を細かく設定したい企業に向きます。追加項目や多言語対応などは、必要なオプションを含めて比較します。
CUBE電話代行サービス
CUBEの公式料金表では、シンプルプランは平日9:00〜18:00・月50コールで月額10,000円、超過は1コール300円です。いずれも税別で、祝日や年末年始・GW・お盆などの休業日があります。即時メール報告や応答後転送を含みますが、転送通話料は別途かかります。
少人数の事業者や士業で、伝言と取り次ぎを任せたい場合に候補になります。サービス内容の説明では、営業電話を含む総コール数が月100コールを超える場合はスタンダードプランへの移行対象です。課金対象件数と、プラン適用条件の件数を分けて確認してください。
有人電話代行とAI電話の違い
| 比較項目 | 有人電話代行 | AI電話 |
|---|---|---|
| 曖昧な相談への柔軟さ | 応対範囲・教育内容に依存 | 設計範囲外では有人引き継ぎが必要 |
| 定型案内の一貫性 | 教育・マニュアルに依存 | 登録したルールを一貫して案内しやすい |
| 時間外受付 | プランにより対応 | 設定した受付範囲で自動化しやすい |
| 同時着信 | 席数・契約条件に依存 | 同時受付数など技術・契約条件の確認が必要 |
| システム登録 | 手入力または連携 | API等で自動化できる場合がある |
| 料金 | 件数・時間・業務内容で変動 | 通話量・機能・連携範囲で変動 |
| 例外判断 | 人が判断できる | 転送・折り返し条件の設計が必要 |
「人かAIか」を会社単位で決める必要はありません。定型案内と用件聴取をAIが行い、判断が必要な電話だけをスタッフや有人代行へ渡す構成も可能です。仕組みと導入前のテスト項目はAI電話自動応答の基礎ガイドで整理しています。
Bell AI Callが向いているケース
Bellは、受電内容をシナリオに沿って聞き取り、案内・通知・引き継ぎを設計するAI電話サービスです。
次のような要件がある場合に比較対象になります。
- 定型的な問い合わせが多い
- 営業時間外にも一次受付を置きたい
- 予約名、日時、用件などを決まった形式で取得したい
- 通話内容を担当部署へ振り分けたい
- 既存システムとの連携を検討したい
- 有人対応が必要な条件を明確に分けられる
一方、毎回異なる相談への裁量ある回答や、感情面への細かな配慮を最優先する業務では、有人対応を残す設計が適しています。
Bellの料金と対応可否は、通話量、受付内容、連携範囲によって異なります。お問い合わせから条件を共有いただければ、有人電話代行との比較に必要な項目を整理します。
自社に合うサービスの選び方
少件数の代表電話を有人で受けたい
月間の受電数が少なく、社名対応、伝言、取次が中心なら、少件数プランのある有人サービスから比較します。
問い合わせ内容が複雑で毎回異なる
曖昧な相談、クレーム、提案を含む電話が多い場合は、オペレーター教育と業種経験を重視します。料金だけでなく、研修、モニタリング、エスカレーション体制を確認してください。
夜間・繁忙時の取りこぼしを減らしたい
夜間休日プランとAI受付の両方を比較します。全時間帯を同じ方式にせず、日中は有人、時間外はAIで用件を受ける方法もあります。
受付後の入力作業まで減らしたい
CRM、予約台帳、チケット管理などへの登録まで自動化したい場合は、API・Webhook・個別連携の可否を確認します。「連携可能」という説明だけでなく、どのデータを、いつ、どこへ登録できるかを具体化します。
見積もり前のチェックリスト
- 月間受電件数と繁忙月の件数
- 曜日・時間帯別の着信数
- 問い合わせ種別と構成比
- その場で回答する内容
- 折り返しにする内容
- 即時転送が必要な条件
- 利用中の電話番号と回線
- 通知先・連携先
- 録音と保存期間
- 月額予算と許容する超過額
同じ条件を各社へ提示すると、見積もりと対応範囲を比較しやすくなります。
まとめ
電話代行サービスは、公開されている最低月額だけでは比較できません。基本コール数、超過料金、対応時間、回答範囲、転送、連携、例外処理まで含めて月額総額と運用負荷を評価する必要があります。
柔軟な会話や人らしい応対を重視するなら有人電話代行、定型受付と業務連携を自動化したいならAI電話、両方が必要ならハイブリッド構成が候補です。自社の着信データを整理し、同じ条件で公式見積もりを取って比較してください。
よくある質問
電話代行の評判や口コミはどう比較すればよいですか?
投稿日、利用プラン、受電件数、用件が自社に近いかを確認します。評価点だけで決めず、試用やデモで聞き取りの正確さ、担当者不在時の引き継ぎ、報告内容と届くタイミングを確かめてください。
電話代行サービスを選ぶとき、最初に確認することは何ですか?
直近の受電件数、曜日・時間帯、用件、未応答件数を整理してください。そのうえで基本コール数、超過料金、対応時間、報告方法、転送条件を同じ前提で比較します。
有人の電話代行とAI電話はどちらがよいですか?
複雑で曖昧な相談やブランドに沿った柔軟な受け答えを重視する場合は有人、定型案内や用件の聞き取り、時間外受付、システム連携を重視する場合はAIが候補です。業務を分けて併用する方法もあります。
表示されている月額料金だけで比較してよいですか?
月額料金には含まれるコール数や対応範囲が異なります。超過料金、転送通話料、夜間休日、Q&A追加、番号貸与、最低契約期間を含めた月額総額で比較してください。
既存の電話番号をそのまま利用できますか?
一般に転送設定を使う方式がありますが、利用中の電話回線とサービスによって条件が異なります。番号変更の要否、転送費用、障害時の戻し方を契約前に確認してください。
関連記事
新着記事

寺下 昇希
Bell 技術責任者
Bellの技術責任者として、AI電話システムの設計・導入・改善に携わっています。現場の電話業務課題を、実務に耐える会話設計とシステム連携で解く知見を発信しています。
- AI電話プロダクトの設計・実装を統括
- 業種別シナリオ設計と運用改善を多数支援